宝塚宙組公演『PRINCE OF LEGEND』感想
昨日より東京公演開幕ということで、宝塚大劇場でPRINCE OF LEGENDを観た時の感想を置いておきます。
私はLDHジャンル者で、ドラマ版PRINCE OF LEGEND(無印)がだ〜いすき♡です。
宝塚ははいからさん、アナスタシア、ハイローと来て今回が4演目めでした。
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PRINCE OF LEGEND
かなり原作そのまま
まず、思ったより原作そのままでやってくれることに驚きました。ドラマから映画までをちゃんとやってくれている!
森のくまさんまで拾ってくれるので本当にびっくりしました。森のくまさん!!! まで!!!!
その分尺が圧迫されて展開は目まぐるしかったですね。宝塚サイドの方々的にはどうだったんだろう? 初見であの濃縮度は身体が驚かない?
一方で、伝説の王子選手権自体はざっくりカットで映像とナレーションベースで流して、決勝だけをミュージカル対決に翻案していたのはかなり英断でした。テロリスト制圧対決とかやったところで……だし、そもそも伝説の王子選手権本編って話の上では全然重要じゃないですからね。ミュージカルにしたことで宝塚的なおいしさと満足感が出るしここ本当によかった。
各チームのミュージカル演目は以下の通り。
・3B→ドンジュアン
・チムネク→三銃士
・先生→シェヘラザード
・生徒会→蝶々夫人
・京極兄弟→カルメン
・奏→ロミジュリ
ミュージカルの配役も全部正解! 個人的にはチムネクちゃんに三銃士やらせてヒラヒラ三銃士衣装着せてくれたのが花丸満点でした。素晴らしい。感謝します。
でも、チムネクちゃんを舞台で4人に増やしたのに結局元の人数にぴったりの三銃士やらせてるのは謎でした。4人の演目にしないんだ。
いつだって最高の結城理一と、婚約者の深掘りに感謝
今回すごく嬉しかったのは、結城理一のフィアンセこと山野桜子の出番がしっかり増えていたこと!
結城理一の婚約者って原作では「婚約者がいる」(=結城理一は果音と恋をしない、教師と生徒の禁断の展開はない、ただただ伝説の王子を目指しているだけ)という設定のために出てきた感じでした。それが、今回結城理一のパートナーにふさわしい様子のおかしい女として登場して、終始仲睦まじい様子を見せてくれたのがだいぶ良かったです。
モデルのインフルエンサーと聞いて最初は「それじゃ結城理一と相性的に反発しちゃわない? もっと固い感じのイメージだったなあ」と思ったものの、結城理一の王子活動にも理解を示して積極的に応援してくれて、こりゃお似合いだ〜と大納得。美女なのでもちろんキラキラ美容垢としても支持されてるんだろうけど、その上でかなり変な女としてウケてるんだろうなというのが想像できる。この人が上げてる雑談動画とか絶対面白いもんね。
あとは、ドラマを観ていた時の地味な懸念点である「結城理一の婚約者は、恋人が『伝説の王子選手権』とかいう単なる高校のミスターコンのために転職までしたのをどう思っているのか?」に対して「バリバリ応援してる」という解が出てきたのも良かった。でもドラマ版で第3回だった伝説の王子選手権が第10回になってたのでちょっと権威性が増してましたね。*1
結城理一自体はややルー大柴になっていたけど、ナルシストの英語教師にそういうキャラが強化されるのは全然あると思うので大丈夫です。結城理一のターンでミラーボールが回りはじめたのしみじみ良かった。それでこそだよ。
その他のキャラクターたち
生徒会→
葵会長の役者さんがかっこよかった! 2回行って2回とも惚れ惚れしたので本当にかっこいいんだなと思いました。ちなみに、2回目に行った時に同行者にハイローの時の村山さんだよと教えてもらいました。覚えてなかった。
ガブ笹もテクノな感じになっててお洒落でしたね。あと、ミカエル初台かわいすぎる。今回の女子でいちばん好き。
チーム生徒会にはドラマの時から面白チンドン屋でいてほしいと思ってたので、今回かなりその味があって嬉しかったです。舞台上に堂々と掲げられる「心」「美」「体」の金屏風が本当に良くて、感じ入りました。
チーム奏→
誠一郎役の役者さんも眼鏡がお似合いの美しいお顔でとっても素敵でしたね。たびたび双眼鏡で追っては「美しい……」と噛み締めていました。
京極兄弟→
竜ちゃんと果音様のやり取りは結構カットされてて、竜果(竜×果音)を応援しているオタクとしては無念! やっぱドラマ5話って川村壱馬さんの演技のうまさが光る傑作回だから……。でも舞台にした時の話の流れ的になくても成り立つのは分かる。
3B→
嵯峨沢ハルは原作からいちばんキャラデザ変わってましたね。そう思うとドラマは清原くんの色気で3B感が担保されていたんだなーとか思いました。
あと嵯峨沢ハルってドラマだとあんなに髪触るキャラじゃないよね? セットしたばかりのお客さんの頭までポンポン触ってるのは嫌じゃない?と気になりました。お客さんは嫌じゃなさそうだったので、私の口出しするところではありませんが……。嵯峨沢ハルのお客さんも女子大生インスタグラマー設定で、山野桜子と併せて時流を感じました。
チムネク→
藤原樹は宝塚顔と評判なので、舞台の日浦海司は原作と似てるんだろうなと思ってたんですが、むしろ小田島陸の役者さんが藤原樹顔だったかも。
王子たち以外→
実相寺会長(舞台の姿)がかなり良かったです。キラッッキラで縁起がよすぎる。
王子研究部の推し活ギャルたちの中にひとり声の低いオタクが入ってたのは笑いました。その上でみんなちゃんと仲良くてかわいい。
果音様はやはり娘役トップさんとなるとお嬢様オーラがバリバリなので、原作の苦労人限界労働設定と衝突を起こしててちょっと面白いことになっていました。雑草出身じゃなくて没落お嬢様だなという感じ。宝塚の果音様はあの後中国に行かなさそう。その分恋愛パートはロマンチックでした。でも舞台の果音様だとそもそも最初の再会の時点で奏様の手を取ってそう。
惜しかった部分
展開全部詰めた代償に、原作の機微の部分はあんま伝わらない感じだったかも。奏様の心優しさとか、誠一郎の奏様への思慕の無垢さ・貴さとか、尊人の好意がやや気持ち悪いところとか。
私の愛する原作のメタ的なドライさや批判的視点も、舞台のワーッとした感じだとあんまり出てないな、と。「唇を殴られたようなものだ」で場内大ウケしてたのとか……。あれは一方的な好意は加害だと示すすごくいい台詞なんだけどな。
でも仕方ないかなーとは思います。本当にかなりそのままやってくれてはいました。
果音様の頬を触る癖も変えずにそのまま通していて、これはむしろ舞台上だと分かりにくいから変えて良かったのではと思いました。初回だけピンクっぽくライティングされてたので、毎回やってくれたら分かりやすかったかも。
ライティングといえば、奏様の最初の告白(浮かれポンチ花畑プリンス)のときに観客側にキラーンと笑顔を向けた瞬間スポットライトもシャキーンとなったのがだいぶ面白かったです。いいギャグでした。
道具や音楽など
事前の感想で長リムジンが出ると聞いておりめちゃくちゃ楽しみにしていました。でも同じ列の遅れてきた人が私の前を通ったのがちょうど重なってしまい、長リムジンが舞台上に滑り込んでくるのを堪能できなかったのでした。あ〜ん。
と、思っていたら後ほど長リムジン再登場! 嬉しい!
じっくり眺めた長リムジンはほんまに長かったんですけど、舞台袖ってそんなに空間あるんですか? 切れ目など確認できない、舞台幅の3分の2を占める長さのリムジンが、袖から真っ直ぐ現れたように見えたのですが。全部収納されていたのだろうか? そんなに広いの?
大道具といえば、果音様のアパートがかなり原作に忠実な仕上がりで面白かったです。そこもこだわるんだ。すごい。
あとは時々原作の劇伴が使われおり、たいへんうれしく思いました。アガる。
「take on meなどの各チームソングはそのまま使われるのか?」と制作発表時から気になっていたのですが、ここは舞台オリジナル曲に差し変わっていました。残念だけど予想内だし仕方ないね〜と思っていたら、終盤(伝説の王子選手権直前)の各チーム描写の時にうっすら流れていて、使うことも可能なんだと驚きました。権利の問題じゃなくて純粋にミュージカル的なテーマソングにしたかったゆえの変更なのね。
BAYSIDE STAR
全体的にポップめでストリート的な要素も有り。あとは野球と海。
海賊モチーフが出てきたときに、ONE PIECEみたいなイントロだ〜海賊だからか〜と思ってたらしっかりと「ウィーアー!」を歌いはじめたので驚愕しました。ど、どういうこと?
初回が2階通路列だったんですが、客降りがあったしハイタッチ(あるんですねえ!)もできて嬉しかったです。なんかハイタッチって素朴なうれしさがある。
歌唱取りやめになった軍歌?のところはどこかわからなかったです。
レビューに関してはハイローの時のカプリチョーザの方が好きだな。私は娘さんがドレスアップしているのが好きなので。釣り人のところのひらひらワンピースとか可愛かったのでそういうのがもっとほしい。あとはやっぱり、ラインダンスだいすき!

観劇にあたり久々にドラマを観返して、やっぱ無印ドラマ版のプリレジェって最高〜!と思いました。なかなかタイミングがないので、そういう意味でもいい機会をありがとうございました。
ハイローもまたやってほしいな。
最後、舞台自体の話ではないのですが、客席の皆さんがクリアトートに公演バッグを入れて肩掛けにしてるのを見て「良い!」と幕間にプリレジェバッグを購入したものの、クリアトートが店舗にもオンラインにもなかったため未入手です。
どうか再販してください。
*1:伝説の王子選手権がドラマで第3回目なのはおそらく、「三代目J Soul Brothers」の存在を下敷きにして「三代目伝説の王子」に繋げるギャグです。どっちも略称が「三代目」なので連呼されるとなんか面白い。
最近読んだ本(2025年夏秋)
3月以来ぷっつりと本を読めておらず、「私の読書生活ここでおしまい〜!?」と怯えていたのですが、幸いなことに夏頃からまた読めるようになってきました。
水上バス浅草行き
南極に宇宙に渋谷駅前にわたしはきみをひとりにしない
夢くらいうまく話がしたいのに分け入っても分け入っても向日葵
3、2、1、ぱちんでぜんぶ忘れるよって今のは説明だから泣くなよ
岡本真帆さんの歌集。有名な「ごらんよビールこれが夏だよ」が入っている。
だいぶ前から積んでいて、2024年に夏の島に持って行ったりしてちょっとずつ読んでいたのだが、なかなか読み終わらなかった。一気に読んだんじゃ味気ないけど、でもじゃあ歌集を読むタイミングっていつ?という感じで。
最終的には徳川美術館に持って行って行列待機中に読みきれました。列がちょこちょこ動く行列だと、歌集くらい細切れの方がほどよく集中しすぎず時間も潰せて良かったです。
「ごらんよ歌集これが海だよ」の写真。

プロジェクト・ヘイル・メアリー
友人にも勧められててインターネットでも話題だったやつ。ずっと読みたいな〜とは思っていたのですが、映画の予告編が出たことで「予告編を見るために先に小説を読むぞー!」というモチベーションで読み切れました。
ネタバレを避けていたのだが、「友情・努力・勝利」であることだけは知っており、そこから予測できた通りの温度感でした。
小説全体のテンションがずっとネアカで、宇宙モノってこんなに閉塞感なくてもいいんだ〜!という驚きがあった。すごい気軽に宇宙空間に出る。最初「えっ、ウソ、外出てる??」とちょっとページ戻ったりした。
ストラット好きだなあ。正義感タイプにも見えないのに、いずれ裁かれるための善い仕事をどういう自負の元執り行っているんだろうと気になった。
ラストはそうなるのー!と完全に予想外だったけど、ストラットに「誰にも向き合ったことがない」と指摘されたことに照らすと初めて腹を割った親友と一緒にいられるというのはしあわせなのかもしれない。また教師やれてるのも良いし。
「地球は上手くやってるはず」というグレースの所感については私個人の現実の肌感からするとはっきり懐疑的なんだけど、ヘイルメアリーのネアカの世界観的には確かにそうかもね。
グランド・ツアー: 英国貴族の放蕩修学旅行
この夏は桃活(桃スイーツをいっぱい食べる)をしていたのですが、その一環でカフェの順番待ちをしている間に近隣の図書館で読んだ。何きっかけで知ったのかな、多分「中世ヨーロッパ(実のところ中世ではない)」関連の書籍を読んでいる時にグランドツアーについて記載があったから具体的な内容が気になってメモしてたんだと思う。
グランドツアー=18世紀イギリスで流行っていた周遊旅行、について書いてある本。この頃はイギリスの大学のレベルが低かったため、国内の大学へ行く代わりにイタリアやフランスへ数年間旅行するのが貴族令息にとってはステータスだったらしい。お目付け役に大学教授などを家庭教師として雇って同行させる文化があり、これが国際的な学問の発展に繋がったとのこと。
面白かったし、ハードカバーかと思っていたら手のひらサイズのソフトカバーで読みやすくて家にほしいな〜と思った。古い本なので定価より高い中古しか出回ってない。
富士山
人に勧められた本。短編集。すべての話に解釈が分かれる余地があるので読書会に向いてそうと思った。
『息吹』とかどう思います? 私は普通に気を病んで失踪してしまっただけだと思いましたが。
表題作の『富士山』については、男性が亡くなったのは女性の事件が先にあったからなのは間違いないだろうなあと思った。正しく振る舞えなかった経験から今度こそって思ったんだろう。そういう精神の動きはすごくわかる。
ただ、そこに因果関係はあるけど、周囲の人が言う通り女性のせいなんかでもない。そこが難しく答えの出ないところやね……。
物語のある鉱物図鑑
東京遠征で科博に行った時に買った。科博の日本館めちゃくちゃ楽しかったんですが、もっと知識があった方が絶対楽しいだろうなと思ったところで最後物販コーナー内にしっかりした書籍スペースがあって、まあ買うよね。
サイズ感が良くて軽くて、持ち運び読書派としてオキニ。
宮沢賢治が宝石商を目指していた時期があるのとか知らなかったので面白かった。作者の人は賢治好きなのかな? 賢治エピソード何回か出てきた。
アメジストがお酒のお守りになる話とかも好きでした。
科博のミュージアムショップの書籍の品揃えがかなりいい感じだったので、あの選書だけでも関西かオンラインで再現してくれないかなと思った。宇宙とか地層とかの本も読みたいよ。
禁忌の子
他に読みかけの本3冊くらいあるけど、エンタメ読みたい!となったため優先で着手。城崎がかなり厨二的な造形をしているため、照れる。そういえば本屋大賞の時期に買って冒頭だけ読んでたけど城崎の登場描写で照れて一旦止めたんだった。
推理パートのとこは論理パズルみたいでしたね。私はミステリの推理パートは「そうなんだ〜」と聞くことにしてるので、そうなんだ〜と思った。
犯人には死体遺棄分の罪は償ってほしかったな〜と思ったけど、死体遺棄分を法に則って償おうとすると芋づるで家族と子の人生が暴かれめちゃくちゃになるという理屈は分かる。それでもモヤモヤは残るが、城崎があの気質なのに実は犯罪を見逃す選択肢がある、とロジカルに示された分の意外性が面白かったのでそこで気持ち的にはトントンかな〜と一応納得。あと、主人公が殺人に手を染めかける描写も珍しいし緊迫感があって面白かったのでそこもポイント加算。
妻がきょうだいだったのは最初、え〜フィクションあるあるの"世間狭い"すぎじゃ?と思ったけど、生き別れの双子が知らず惹かれ合うのは実際あるらしいので、ほなそうか……と着席。でも結局あの2人は三つ子?ってことでいいんですか? じゃあ異性といえど顔も似てるのでは?というのは気になった。胚盤胞の説明のあたりよくわからなかったんですよね。みんな分かったんだろうか。わたしが生物選択じゃないからですか?
人工妊娠から子供の権利のあたりまで踏み込んだのはおお、と思った。こういう問題提起がある話って好き。今後もシリーズが続いてレナちゃんも育っていくだろうからその中でこの問題についてもまた追っていくことがあるのかなあ。今出てる続編は主人公違うっぽいけど。
城崎の描写に照れ……になるのと同じく性的表現が多いことにも当初うーんと思っていたんだけど、テーマが妊娠と出生だと分かったことで必要な描写だと理解できた。幸せな性行為と強姦、愛されて育った子供と虐待された子。
逆に、絵里香が襲われた描写とかはもうちょっとちゃんと書いて悲惨さを強調した方がいいんじゃないかと思う。きついけど、実際きついことだし、いまのナレーションベースだと釣り合ってないかも。絵里香の罪(を公的に償わないこと)に対するバランス調整になったと思う。
燕は戻ってこない
『禁忌の子』を読んだので、そういえばこれも人工妊娠関連の話だなと思い、積読から選択。まず、全員が身勝手ですごすぎる。最初は描写される関係性がすべてギスギスしていることに戸惑っていたが、途中からゲラゲラ笑った。全然笑う話ではないんだけど、もう全員の人間性がすごすぎて。リキが堕ろすって言って悠子とりりこで会いに行くあたりからの天晴れ感がすごい。人間って、大人って、こんなに自由でいいんだ。全員が場当たり的すぎる。朝令暮改。まったく一貫性がない。(唯一りりこにはあるかも)
全員「そんなことやったら駄目だろ」と思うことをやり、ちゃんと駄目になってる。すごい。
基とか終盤「なんでこんなことになってしまったんだ」とか言ってたけど最初から自明だったよ。「夫婦の子どもが欲しい」と言いながら草桶家と自分の遺伝子のことしか考えてなかったからだよ。
リキの最後の選択も、子供の人生への尊重があったかというとなかったし、やっぱりこれも身勝手だと思う。
この後どうなるんだろうね、意外と逃げ伸びられるのか、あっさり捕まるか。ここで描写された人間の流動性からすると割とすぐ子供を戻しに来る可能性もある。
こっち読んでから禁忌の子の方が良かったかもしれない。タカハシユウイチ過去編での感情の入れ込みが違ったと思う。中川の両親にバチギレながら読むことになったかも。
締切と闘え!
北海道旅行に行った際、土地にゆかりのある本がほしいな〜と思い帰りの空港で購入した(作者の島本和彦は北海道出身・在住)。1時間くらいでサクサク読めたのでそのまま飛行機の中で読み切りました。
「ハッタリでも口にしたら実際できる」みたいなくだりが面白かった。私はあんまりそういうことできないタイプなので(自分でまず嘘じゃんと思っちゃう)、発言の方に自分を合わせるのもアリなのかー確かになーと思った。漫画家さんに割といる、サービス精神が豊富な人という印象。でも本人が言っている通り、体力のある人の話でもあると思う。かっこよく負けることに関する記載もよかった。
サンデーの新連載が持ち込みで決まった経緯とかも書いてあって、素直にチャレンジ精神がすごすぎる。敬意を示してサンデーうぇぶりで新連載も読みました。
以上です。
最近は家でも少し本を読めるようになり、読書スタイルの変化を感じています。
積読を増やしすぎてしまっているので減らしたい。
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読書の初春(2025年1~3月)
1〜3月の読書記録です。
だいぶ前ですね。
年末から3月にかけて読書熱が高く続けて読んでいたけど、その後ぷっつり読まなくなってしばらく期間が空くのだった……。
村田エフェンディ滞土録
chapters書店のLINEの選書サービスで選んでもらった本。たしかTwitterで流れてきて、気軽に試してみたら思いのほか選書センスがよかったため購入に至ったのでした。内容的には、100年前のしかもトルコの留学生活の描写なんてかなり難しいことをやっていると思うんだけど、ちゃんと面白くてすごい。外来語の漢字表記とかいかにも古い表現でワクワクした。この読みづらさがいい。
国に帰った村田が政治の間で摩耗していく描写とか青春の終わりで好きなんだけど、一方であのころの友人たちは異国で本当に命を落としていた、という残酷。村田の悩みは真実なんだけどそれでも恵まれている悩みというか……。
最後、こちらも老いた鸚鵡が「友よ!」と鳴く描写が素晴らしい。喪ってしまった故郷に射し込む青春の光のようで、物語が鸚鵡から始まったことも踏まえてなんて上手いんだ。
梨木香歩作品はこれで3作目なんだけど、もしかして全部好きかもと思った。また他の本も読みたい。
ゲーテはすべてを言った
今年前期の芥川賞受賞作。すごく語りしろのある作品だったので単独でブログを書きたいなーと思ったけどもう書かなさそうなのでここで書いちゃおーと思ったけどこれだけ1,000字とかになったのでやっぱり別記事にしよーと思います。
一言、構造が面白かったよ。
満願
お、面白〜。米澤穂信を初めて読んだのですが、まず文章がいい。カッチリしてるんだけど冷たくなくてすごく読みやすい文体をしている。文体という点では最近読んだ中で1番好きくらいあるかも。
組織人の描写が良かったので元々しっかりサラリーマンしてた人なのかな?と思ったら大学卒業後2年書店員をしながら本を書いていたそう。純粋に取材とかの賜物なのだろうか。
収録6作どれも面白かったけど夜警と万灯が特に好き。
・夜警
話としてはシンプルなんだけど、死んだ川藤の「小心者で虚栄を張っていて警察官に向いてない人間」の描写がすごく良かった。
元々デビューがキャラクター文芸寄りっぽい?からか人間のキャラ設定と掘り下げが良い。
・万灯
バングラデシュの資源開発をする大企業駐在員とかいうニッチなテーマでガンガン書かれてて面白かった。「冒頭で述べられてる『裁き』って何だろう、天災かな? 洪水の描写あったし」と思っていたら全然違う方向だったし犯人が完全に詰んでて納得感がありよかった。
労働アンチとして、ッぱ仕事に一生懸命になりすぎるから人間性が歪むんだァなあ!という気持ちを強くした。(アンチの偏った意見です)
各部下の出身県に言及しているところが主人公の前時代性を示してる感じがして地味に好き。
異常
前々から読みたかったやつ。フランスの小説が天アンカットなのってなんかお洒落かも。すごく面白かった〜!
特に前半、起きている「異常」がなんなのか判明するまでが良かった。
後半はシミュレーション説とそれがすんなり支持されてるあたりがちょっと腑に落ちなかった。個人的には突飛すぎるように感じるけど、現実は意外とそうなのかな?
ダブルの呼び分けがマーチとジューンなの分かり易いし和訳的にも洒落てるしで良かったな。
群像劇にすることでダブルに対する様々な反応が描かれてるの面白い。
役者の女の子の話が前半で出ない(出ないよね?)のは何でなんだろうなー後半の展開考えると絶対あった方がよくない?
最後は核兵器の暗喩なんでしょうね。
解説の斜線堂さんの文章がかなり切り込んでおり熱もあり本当に好きなんだろうなと感じた。
正しい女たち
前の読書記録でもチラッと書きましたね。半分読んでしばらく置いてたけど、そろそろ読み切るかと思い読了。なんか人間への理解が私の認識と全然違うので、気が合わないぜ……と思って放置していた。
会社のグループ飲み会で不倫や過去のセックスの話をしましょうってなる???
夫婦どちらにも問題があって関係が破綻したみたいな雰囲気を出していた主人公が途中で不倫していた事実を挟んで来た時もオイ!!!になった。
でも、「幸福な離婚」での、誘ってくる男に対する分析の文章は切っ先が鋭くて好きだったな。("飲みに行くのは構わないのだけれど……小手先の言葉なしでこいよ、と思ってしまう。"までのとこ)
時間を置いて読んだからか、連作短編だと解説を読むまで全く気づかなかった。読み返したけど「海辺の先生」だけ繋がりが分からない。解説では「偽物のセックス」に出てくる夫の思い出の子なのではと書かれていたが、私は同作に出てくる508号室の夫が「先生」だったりして?と思った。完全にインスピです。
あと、最後の「描かれた若さ」だけリアリティラインちがうかも。
密やかな結晶
これも先述と同じchaptersの選書サービスで勧めてもらった本。やはりセンスがいい。小川洋子は博士の愛した数式だけ読んだことあるのでこれで2作目。
さすが文章は綺麗だしテーマもモチーフも好き系のはずなんだけど、内容はわりと捉えかねる感じだった。
明らかにナチスドイツ下がモデルだと思うけど、命じられたら完全に忘れてしまうってのはどういうことなんだろう。
本来物語の主人公に据えられるのは編集の男性なんだと思う。じゃあ女性を主人公にした意味は?とか、結局最後まで島の支配からは逃れられないんだなーとか、あんま上手く噛み砕けなかった。
あと、こんなことを言うのは本当に野暮だけど、不倫は……ノイズ!
伯仲徳美にっき
日帰り名古屋で伯仲燦然に行ってきました。初名古屋初徳美。
楽しかったので日記を書きます。
出発
6月末の平日。
天気は大阪も名古屋もド雨。(アプリの天気予報表記が「雷雨」)
新大阪から名古屋まで新幹線です。
新大阪始発ののぞみ自由席に乗ったけど、平日でも割と混んでいるね。
名古屋駅についたらバスに乗り換え。
徳川美術館までの移動手段はメーグルがいいとか一日乗車券がお得とかも見ましたが、予定が不定形だったのでシンプルに都度検索都度払い方式にしました。美術館も定価のデジチケです。
往路は名鉄バスを選択。
名鉄バスセンターは駅から遠いと言っている人も見ましたが、実際の印象としては博多駅から博多バスターミナルくらいの距離感だと思いました。ちょっと歩くけど普通にアリ。
乗車時、バスセンターで待っていた人は全員座れました。
30分ほど乗って徳川園新出来で降車。
徳川美術館に行く前に芳光さんでわらび餅を購入。
tabelog.com
わらび餅は1個から選べる親切仕様でうれしい。こちら夏季(7~9月)は売ってないらしく、たまたま滑り込みで買えてラッキーでした。
徳川園新出来だとちょっと戻るので、芳光さんに寄るなら徳川園新出来じゃなくて一個手前の山口町でも良かったかも。
でも帰りのバス停も目視確認できたのでこれはこれで良かったとも思います。
徳川美術館
到着時13時頃。

外の待機列はなし。
伯仲が始まってから毎日twitterで検索かけて混雑状況をチェックしていたのでひとまず安心。多分この日も開場時は行列だったのでしょう。
傘は長傘より折りたたみがいいと書いてる人も見たけど、傘置くところは沢山あって大丈夫そうでした。朝イチだと行列あるし預けるの難しいのかな?
↓こういうロック可能な傘立てがちゃんとある

入場後すぐのところに今回の企画用ではない通常の物販があり、図録売り切れのお知らせが出ていました。こんな早く売り切れるものなんですね。まだ前期の前半だよ。
入場後はまず常設展の入口があり、ちょっと待ちました。5分くらい?
常設の展示室に入ったら順路に沿って一方通行で順繰りに見ていく形。各展示室内では特に順路などないので空いてる展示を好きに見てねとスタッフさんから案内がありました。
体感、入ってすぐの第1展示室が1番混んでて見づらかったです。特に入って左手にある刀の展示は自然発生的に長めの列が形成されていたし、じりじりした進み方なのでここが1番待ってるなぁ〜という気分になりました。
第2展示室以降は割合空いてて見やすかった印象。
私は茶道具の展示とかが好きなので、第2〜第3展示室あたりが特に楽しめました。
第2展示室の茶室再現。

端っこに設置されてるボタンを押すと奥の棚がヴイーンと開く仕様。

なんだろ?と思って興味本位で押したらいきなり動いたので同じ展示を見ていた人をビビらせてしまいました。
こっちの角度から見るのも素敵。

他、好きだった展示たち。
緑色の服に弱い。鶴亀で目出度いそうです。

平家物語図扇面。かわいい。

刀装の展示より。
そういえば刀装の展示室の前もちょっと並びました。10分ないくらい?
波に藻図赤銅鐔。鈴蘭みたいでかわいい。

伊勢海老図目貫。
私のカメラ性能だと伝わりにくいけど伊勢海老です。ユニーク。

刀装の展示を出ると映像展示もあったので入ってみましたが、源氏物語の基本的な要素や歌を紹介する感じであんまり踏み込んだ内容じゃないかなという印象。
涼しいし座れるので休憩がてら入るのはいいかも。
ここを抜けるといよいよ伯仲!なんですけどなんかここら辺でちょっと展示を飛ばした気もします。こっちの部屋は?と思った記憶がある。入ってきたどっかの展示が別角度から見えただけかな?
刀の展示室の前では行列。
多分15分くらいだったかな? 4列形成でひたすら待つ。待ち時間的にはここが1番長かったですが、いかにも「待ちます!」の様相だったので逆に心構えができて気持ち的には平気。
列もゆっくり進むので手持ちの本を読みながらのんびり待ちました。なかなかタイミングがなくて読めてなかった詩集をここで読み終えられたので嬉しい。詩集は細切れになってもいいし集中しすぎないからちょっとずつ進む系の待ち時間に合うことを発見。
中に入ってしまえば展示品前の列形成はありますが、いい感じにサクサク進むのでストレスはなかったです。もっと見たい場合は展示室内で周回したり一歩下がって見たり。
伯仲は展示室の真ん中にドーンとありました。
長義!!!!
刃紋?地鉄?の山形が綺麗。

隣の山姥切国広(写真はNGなのでなし)とそんなに似てないのでは?と思いました。
形は近いかもだけど模様は似てないような。刀の似てる似てないの基準が分からないので印象ですが。
ちなみに長義と国広の展示ケースの間にスタッフさんが注意パネルを持って座っており、ここで撮影NGが分かりやすくなってました。
他、私がいちばん綺麗だと思ったのはこちら。

刀/銘:以南蛮鉄於武州江戸越前康継慶長十九年八月吉日
銘が長くて切る場所が分からない。初代越前康継作。
刀にはまったく明るくないですが、なんだかすごく綺麗で素敵でした。
あと、なんと言っても展示室の天井が美しい!
スタッフさん(いっぱいいる。親切で感じがいい)に「天井は撮っても大丈夫ですか!?」と確認して撮らせてもらいました。

本当に綺麗。列に並んでる間何度も天井を見上げて惚れ惚れしました。
美術館における鑑賞体験は建物の重厚感もかなり影響していると思っているクチなので大満足です。
メインの展示室を抜けると小規模な展示室があり、こちらにも物吉くんなどが展示されていました。
ここでのお気に入りは長義の刀絵図。

2024年作成だそう。刃紋などの資料として有用とのことですが、なんだかとってもお洒落で素敵。後ろの紙が青いのも良いのかも。飾るスペースがあれば家に飾りたい。
展示はここで終わりです。
物販スペースがあったけど気力がなかったのでスルー。
建物外の順路に出るとパネルとかキッチンカーとかイラストの展示とか。お線香の匂いがたっぷりしていて落ち着きました。屋根が途切れる箇所には貸傘が沢山置いてありました。



ここまで見て15時くらい。
入場が13時だったので、だいたい1周2時間ほどで鑑賞終了です。
徳川園
美術館と同じ敷地内に庭園があります。
雨が降ってたのでどうしようかなと迷ったけど、美術館のチケットがあれば追加150円で入れるし、去年京都旅行した時も雨の庭園を見ており印象が良かったため入ってみました。
こちらの受付の方も大変感じがよかったです。



こじんまりしてて回りやすいし雨で人は少ないし雰囲気は素敵だし大きな池や小さな池や川があるし滝の落下地点近くまで岩の足場があって間近で見られるしでかなり良かったです。おすすめ。
敷地内の建物のバルコニーで和装の花嫁さんがお写真を撮ってるのも見えました。
時間はウロウロ回って30分くらい。
矢場とん・ぴよりんチャレンジ
徳川園を出た時点で16時前くらい。
来る前のプランでは、暑いだろうし終わったらどっかでパフェでも食べようかとパフェ評論家の斧屋さんのツイートをチェックしたりしていたのですが、雨で割とひんやりしていたためあんまり気分じゃない。
あと、朝起きてから新幹線でちっちゃいサンドイッチを食べただけなのでお腹が空いている。まずはしょっぱいものを食べたい。
到着時の名古屋駅でぴよりんshopを目にしていたので、軽く食事してぴよりんをデザートにして帰る計画に変更。
往路と同じく名鉄バスに乗り名鉄バスセンターへ戻ります。
ここはやっぱり味噌かなということで、名鉄百貨店の矢場とんでご飯。
大阪にも店舗はあるけど、大阪で行くかというと行かないからOK。
半端な時間なのですぐ入れました。

飲み物が緑茶なのがうれしい。
店員さんが「わらじカツがおすすめです」と言ってくれたけどボリュームありすぎでは?と怖気づきロースかつ定食。しっかりお腹いっぱいになったので正しい選択だったと思います。
おいしかったけど流石に終盤は味が濃〜い!
通りがかりに有名なエスカレーターも見られました。


あとから調べたら名鉄百貨店自体が閉鎖予定らしいですね。次いつ行く機会があるか分からないので貴重なものを見られてラッキー。
さて、ぴよりんのカフェでデザートを食べようかなと思っていましたが、しっかりお腹いっぱいです。
矢場とんに決めた時点でこうなることは想像できていたのでテイクアウトに切り替えました。
吸死のオタク的にはそっちの方が正しいまである。(『吸血鬼すぐ死ぬ』25巻 第304死「ドラルクぴよりんチャレンジ」参照)
時刻は17時半くらい。17時のぴよりんが入荷されたところで時間的にもちょうどです。
列に並んで10分くらいで購入。

期間限定もあって悩んだけど初めてなのでノーマルぴよりんに決定。
購入直後に芳光のわらび餅と袋を合体させた段階でいきなりちょっと斜めにしてしまったりしたけど、してしまったからには仕方ないので気にしない。
新幹線に乗って新大阪へ。
因みに新大阪終点ののぞみに乗ろうとしたら自由席が結構いっぱいだったため1本見送って広島までのひかりにしました。
こっちは全然余裕があったので最速じゃなくていいならひかりを選ぶのがいいかも。
帰宅
注目のぴよりんチャレンジ結果は……
…………
…………

成っっっ……あら? ちょ……っとだけ傾いてるかも?
でも概ね成功ということで大丈夫です。お顔も全然かわいい。
お味の方は、可愛くて淡白な見た目に反してしっかりと甘くて濃い! おいしーい。
この濃さならこのくらい小さい方がいいなあと考えて、そういえばヒヨコ本来のサイズ感と可愛さで何とも思ってなかったけどこのスイーツかなり小さいね?と気づきました。
単に映え的な意味合いだけじゃなく、そうした必然性に立脚してこのデザインなのかもしれません。
芳光のわらび餅も食べました。

トロッッッットロでおいしい!!!!
薄いわらび餅の中に餡子が入っていて、このふたつのバランスがトロトロ食感を生んでいる。おいしい!
ということで大変満足。
楽しかったしおいしかったです。
徳美さんは常設展がかなり良かったので、また機会があったら行きたい。
次は美術館敷地内のカフェとかレストランに入るのもいいなあ。
すぐ死ぬ自由研究(吸死既刊収録315話分から見る、主人公2人の非登場回の傾向と交友関係)
こんばんは、いい夜ですね。(吸血鬼式挨拶)
自由研究のお時間です。
自由研究の背景と目的
「吸血鬼すぐ死ぬfam」というサイトを運営しています。
lookmusical.hatenablog.com
詳しくは上記のブログで書いておりますが、ざっくり言うと『吸血鬼すぐ死ぬ』のコミックスを対象に、どの回にどのキャラクターが出ているかなどを調べて公開しているサイトです。

↑こういうの
各回の登場キャラクターを数える中で気になっていた点として、「誰が多く登場しているのかな?」というのがあります。
当然ながら主人公は多いはず。数えている体感としてもそうです。
ここで言う主人公とは、ロナルドおよびドラルクのことを指します。
どちらが、というのはもしかしたら人によって見解が異なるかもしれませんが、柱でどちらに対しても主役・主人公と紹介されていること*1*2、作者がかつてW主人公と発言したこと*3に則ってそのように扱います。
で、基本的には大体の回にロナルドやドラルクが出ているわけですが、出ていない回も存在しています。数えながら、あ、今回出てないな、と思うわけです。
主役2人が出ていない回が存在していることは把握しつつも認識が漠然としていたため、今回自由研究としてまとめてみました。
具体的には、主役不在回はどの程度の割合なのか、出ていない回に傾向はあるのか、というのが主題です。
また、
主役どちらかが出ていない回が存在する
→作品の基本構造である、「ロナルド・ドラルクのコンビ」以外で進む話がある
→2人それぞれの交友関係が見えてくるのでは?
とも考えて注目しています。
前述の通り自分が数えたデータを基にしておりますので、他の方が作ったデータだと違う結果になるかと思います。その点ご承知おきください。
調査条件設定
「登場人物」を集計する際に、運用上、以下の条件を定めています。
作中で呼称(通称含む)が明かされているキャラクターを対象として、
・姿が描かれている("内なる"等含む)
・吹き出しがある(電話相手等)
のどちらかに該当した場合に「登場」としてカウントしています。
既刊25巻、収録数315話*4時点で、上記の条件に基づき「登場人物」となるキャラクターは407人です。
登場順に数えて、最古がロナルド、最新が吸血鬼クッキーモンスターとなっています。
登場回数ランキングTOP10は以下の通り。

やはり、にっぴき(ロナルド+ドラルク+ジョン)の出演回数がダントツで多いです。
ドラルクとジョンの回数が1回しか違わないのが永遠に一緒の主従らしくて素敵ですね。
次に、主人公2人に絞った出演割合について見てみます。
下記の図をご覧ください。

全315話(100%)中、
ロナルドとドラルクどちらも出ている回が247話(78%)、
ロナルドだけが出ている回が25話(8%)、
ドラルクだけが出ている回が12話(4%)、
ロナルドとドラルクどちらも出ていない回が31話(10%)です。
上記を踏まえ、具体的な内容に入っていきます。
調査①ロナルドとドラルクどちらも出ていない回
主役2人がどちらも不在の回。
集計対象全315話中の31話分に該当します。
(右端は私の主観による内容の概略メモです。)


巻ごとのグラフにすると上記の通りです。
集計前の予想としては、刊行が進むにつれてキャラクター総数が増えることもあり、比例して徐々に主役不在回が増えているのかと思っていました。
実際は、勿論全体としてその傾向がないとは言えませんが、それでもグラフを見る感じかなり緩やかで、予想していたほど顕著に表れてはいない印象です。
主役2人が出ていない31話分を、ざっくり内容によって分けて集計し、多い順に並べたものが下記になります。

主役2人が出ていない回は主にナギリ回、ヘルシング回、古き血回、拳コユ回、半田回となっています。
個人的には、ナギリ、ヘルシング、古き血あたりはそうだろうなという印象ですが、拳コユと半田でこんなに独立回を取ってるのが意外でした。拳コユは言われてみればそうだけど、でもロナルドとドラルクは出てないんだなあという感じ。半田の独立主役回は3話もあったんだ(vsYおじと、吸対加入回想前後編)。
逆に、第193死「突撃お前でおままごと」は討伐対象がいるハンター回なのにロナルドもドラルクも出ておらず、ヒナイチとその他ギルドメンバーだけでまわしていて珍しいですね。
調査②ロナルドのみ出ている回
次に、主役2人のうち、ドラルク不在かつロナルドが出ている回について。
全部で25話あり、以下がその一覧です。


こちらは割と「話数が進むにつれて、ドラルクが不在のロナルド登場回が増えている」と見えます。
内容で分けて集計すると下記のようになります。

メインはハンター回(ギルド回や討伐回)、オータム回、ロナカメ半田回、吸対回、4バカ(ロナショッ武+マナー)回、など。
ロナルドの所属組織が見えてきますね。吸対には所属していませんが、ハンターの討伐回と同様に、吸血鬼討伐が絡んでロナルドも出てくる感じです。
ちょっと面白いのは、ロナルドが出ていてドラルクが出ない回として、吸血鬼世界マッチョ化計画メインの回が2回存在していることです。貧弱はどこまでもマッチョに縁がないのか。(ドラルクと吸血鬼世界マッチョ化計画が共演している回もあります。第304死「ドラルクぴよりんチャレンジ」です。)
あと、この分類の細分化からして「その他」が存在するべきではないと思うのですが、“下半身透明とフィアスコとゲームセンターあらしのゆるゆるトーク回”をなんとまとめればいいのか分からず、このようになっています。私の力不足です。
調査③ドラルクのみ出ている回
主役2人の内、ロナルド不在かつドラルクが出ている回について。
全部で12話です。


そもそもの数が少ないのですが、一応傾向としては後半で増えてるっちゃ増えてる。
内容で分類分けして集計するとこのようになります。

ロナルドが出ずにドラルクのみ出ている回はあまり縦軸がなく、主にドラウス回(含む古き血回)のみかなという印象。その他はバラバラです。因みに、ドラウス回でも4分の3は回想での登場となっています。
吸対回は2回ありますが、キッス回とジョン一日署長回なので共通項が見えない。
今回用いたデータの上では、ドラウスの所属組織(交友関係)としては一族のみになるようです。
(ゲーム記事つながりでオータムもあるのかなと思っていましたが、データに表れない)
調査おまけ:ジョン
最後に、おまけとして、ジョンの登場回について。
まず、主役2人が出ておらず、ジョンが出ている回。

上記の3回だけです。ナギリ回が2回、作者エッセイ回が1回。
逆に、主役2人が出ていて、ジョンが出ていない回。

こちらは4回。初期の2回(第1死も入れるなら3回)、アラネア討伐回と三輪車おじさん回です。あるいは、第5死と三輪車回を「討伐」として、討伐回にはジョンが着いてこないこともあるとしても良いかもしれません。でも多分今ならゼンラニウム討伐にもジョンは着いてくると思う。
該当回をみるとお分かりかと思いますが、まずどちらにしろ数が少ないですね。だいたい主役2人のどっちかが(主にドラルクが)出ていたらジョンも出ており、出ていなかったらジョンも出ていないということです。にっぴき~!
まとめ
・主役二人と別軸で動いている話が、主にナギリとヘルシング。あと古き血集会と拳コユ。
・ロナルド退治人事務所以外のロナルドの所属組織(交友関係)は、主に退治人ギルド、オータム書店、カメロナ半、吸血鬼対策課、4バカ(ロナショ武+マナー)等。
・ロナルド退治人事務所以外のドラルクの所属組織(交友関係)は、主に血縁(特に父)のみ。他バラバラに交友自体はある。
・にっぴきはセット。
以上です。
ありがとうございました。
また次の自由研究でお会いしましょう。
↓他ジャンルの研究および自由研究
lookmusical.hatenablog.com
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最近読んだ本(2024秋冬)
本、引き続き読んでいます。
女の国会
意外とキャッチーな引きのあるミステリーで、読む前の印象と違った。もっと渋めの政治群像人間絵巻みたいな感じだと思っていた。(政治群像人間絵巻でもある)序盤からガッツリ面白く、めちゃくちゃおもしろ〜!と叫びながら読んだ。
女性同士の連帯を描く一方、女が政治の世界で遭遇するだろう想像に足る辛酸もちゃんと描写されており、良かった。
終盤、これはさすがに勝つよね……!?と選挙の結果に気を取られてたら顕太郎についての情報が明かされ、そこも回収するの!?とびっくりした。それまでちょっと物足りないと思ってたけどそれでも充分だと思っていたので。天晴れ。面白かったです。
わるい食べもの
友人に数年前に勧めてもらっていた本。やっと読めました。千早茜はこれの前に『正しい女たち』を読んだが全然ピンと来なくて、あんま作者と気が合わないかも〜と思っていたけど、このエッセイは楽しく読めた。良かった。
これを読んでいた最中に高知旅行に行き、往路の飛行機内ではちみつレモンに関する話を読んで、いいな〜私も作ってみたいな〜と思っていたら高知の日曜市で籠に盛られたレモンがあったので購入した。帰ってちゃんとはちみつレモンも作った。エッセイ内で書かれていた通り、ヨーグルトにかけると美味しかったです。
本エッセイ内では京都にご夫婦で在住だが、文庫あとがきで離婚・移住していると書かれていて、気になるのでシリーズの続きも読みたい。
七月に流れる花/八月は冷たい城
恩田陸にしてはグロいね〜!七月の食人描写はあら怖いわねくらいだけど、八月で語られる真相(推測)がグロかった。
七月が結構アッサリしていたので、八月で七月パートのお話がひっくり返されるのかな〜と思っていたらそんなことはなく、七月の話はそのままで別角度から違う話が広がったので逆にびっくりした。勝手にどんでん返しかと思っていた。
夏の人がガチで緑色なだけの人間でファンタジックでない存在だったのと言い、なんか不思議なバランスの話だった。
あと、パンデミックの話だったのでCOVID-19から着想を得たのかと思ったら2018年に単行本が出ていたので違った。
ひみつのしつもん
純度100の"空想"(決して妄想ではないところが好ましく、すごい)がたびたび挟まれており、翻訳家の人が空想癖持ちってなんかすごく良いなと思った。ひとつひとつの話にははっきりした関連性がないので、ゆっくり飛び飛びで読むのにオススメかも。一冊読み通す時間がない人にいいと思う。
個人的には、エッセイはもうちょっと1冊の中でテーマ性とか時間の流れがあるようなタイプが好きかもしれないと思った。
コンビニ人間
メッッッッッチャ面白い。村田沙耶香って初めて読んだけどこんなに面白いんだ。そりゃ国外でも売れるわ!敢えて言い切るけど、これハッピーエンドだよねえ? ハッピーエンドですよ。世間体なんてものに流されず自分の心のうちにある本当の望みに従うのが人間の幸福への道ですよ。
ただ、その中にあり、周りが「嬉しそうに怒っている」という表現の鋭さにびっくりした。ひとりでコンビニバイトとしてきちんと生計を立てるより、まったくろくでもない、直近の不幸が見えている男と一緒にいる方が、周囲には「安心」を与えられる! 妹が白羽の嘘に縋って安心する描写が特に光っていた。すごすぎる。
村田沙耶香の他の話も読みたいけど本作が1番軽快との評もあり、次何にするか悩みます。
ギリシャ語の時間
ハンガン作品。アジア人女性初のノーベル賞ということで読んでみました。かなり取っ付きづらく、半分くらいまでは助けてー!と思いながら読んだ。
文体が固く静謐で、反面、表現は断片的で詩っぽさがある。主人公二人の視点から各々語られ、かつ散文的な文章で描かれるので、半分くらいまでは概要が掴めなかった。爪を立てる箇所がないピシッとした壁みたいな感じ。
早々に「これは理解しようと思って読むと進まないな」と思いザクザク読み進める方式に切り替えた。
男性講師の妹や元友人宛の手紙が出てきて主人公二人の直接的な交流が生まれたあたりでようやく取っ掛りが見つかったように思う。その後は一気に読めた。でもラストもここで終わりなんだ??と思った。
菜食主義者
ハンガン2冊目。『ギリシャ語の時間』を京都行きの電車で読んでしまったので、復路で読むために京都駅の書店で購入した。
1冊目の取っ付きづらさから「「「覚悟」」」を決めて読みはじめたが、こっちは全然読みやすかった。助かった。
1,2部はずっと怖く、特に2部はこれから決定的に悪いことが起きるよーという予感でヒリヒリした。
2部までは狂ったように見える妹が本人の中ではしっかりとした意思を持っているように見えたが(そも、世界は欺瞞に満ちており、真剣に世界に対面するとどうしても欺瞞との軋轢が生まれるわけだから)、3部では本当に遠い存在になっており、2部までも実際は精神病者を他人が都合よく見てしまっていただけなのかなーと思った。ここらへんの妹に対する解釈が悩ましい。
あと、2部の姉夫の作品について芸術として優れているという他者評価が挟まれて、そうなのお?と思った。こんなん自分のアイデアに目が眩んだだけの駄作に違いないと思っていたので。
高慢と偏見
古典名作。ようやく読めました。面白かった。この人(登場人物)たちずっとレスバしてる。「結構言うねえ……?」とやや不安になるくらいレスバしてる。それなのにダーシー氏がエリザベスにどんどんメロメロになっていくのでウケた。
様々な結婚観が出てきて、これを書き分ける作者の観察眼と筆力が卓越している。特にシャーロットの結婚と、これが本人的にはまあまあ上手くいってる感じで書かれてるところが良い。
リディアの駆け落ちが家族から殺人犯が出たくらいに語られていて、当時の交際と家の価値観ってこうだったんだ、と思った。
エリザベスが結婚の話をした時の父親との会話好きだったな。最後の冗談で、初めてパパおもろいやんと思った。それまではかなり悪趣味な冗談ばっか言うてるなと思っていた。
主要人物たちのこと貴族だと思って読んでたけど、厳密にはキャサリン夫人以外は貴族じゃないらしい。そうなんだ。
高慢と偏見とゾンビも観たい。
読書の夏
最近、本を読んでいる。
きっかけは読書会に参加したこと。私の読書のピークは高校生の頃で(多くの方もきっとそうでしょう)、近年はなかなか本が読めていなかった。
せめて月一でもいいから継続的に読書をしたいな~とはずっと思っており、今回その取っかかりになればいいなと思い読書会に参加した。そしたらラッキーなことに意図がばっちりハマり、参加以降続けて本が読めている。勝利である。万歳。ありがとう読書会。
ということで、折角なのでこの夏読み終えた本を記しておく。
君のクイズ
今年のはじめ頃に購入したもののずっと積んでいた本。読書会で勢いがついたので手が伸びて読了。とにかくインターネットの描写が上手かった。
フィクションでインターネットの描写が出てくると白々しくて冷めちゃうことがあるんだけど、終始かなり上手くて、「分かる……! こういう出来事があったときのインターネットでの反応はそうなる……!」と唸った。三島玲央が本庄絆と仲よピ扱いされて切り抜き動画が貼られるあたりとか本当に上手い。
読む前に思っていた展開とが違っていた(他のイベント等は特に起きずにほぼクイズ番組の問題をひとつひとつ追って進むんだな、という)けど、最終本庄絆との決着が好きなバランスだったのもあり全体的にずっと面白かった。
それだけに、最後の「クイズとは」の一文だけが急にベッタベタになったのはびっくりした。
中世ヨーロッパの世界観がよくわかる クリエイターのための階級と暮らし事典
私はなろうのロマンス作品をすごくたくさん読んでいるのだが、ずっと階級などの理解をフンワリしたままにしていたので、「そろそろ貴族社会について理解するか……」と思いググって見つけた本。情報が簡潔にまとまっていて読みやすくて良かった。爵位の譲渡あたりは完全に分かっていなかったので、「ああ、前に読んだあの作品ではこれを言ってたんだな」と遡って理解が及んだ。
あと、市民の衛生観念とか国と教会とのパワーバランスとかの言及は、普段読むなろう系では描写を見ない箇所だったので、別ベクトルで面白かった。
夜明けの花園
「読書、行ける!」と思い、『君のクイズ』を読み終わるタイミングで書店に行き購入。恩田陸は昔から好きだが、理瀬シリーズの新刊が出ていたのは知らなったので嬉しい出会い。
サイズが大きすぎず、適度に軽く、表紙の紙が心地よいザラザラ加減で、更にカバー下の紙も手触りが良い。文庫まで待つべきかと思ったけど単行本で買って良かった。とにかく紙質が良い。
話的には、理瀬シリーズの短編集ということで、既読の話が2話、その他は読んだことがなかった。
最後に入っていた書き下ろし短編が、ああ、恩田陸ってやっぱこういうトピックに興味関心があるよね、という印象だった。
赤と青のガウン
このあたりで読書の波を確信し、ビッグウェーブを逃さないために一気に書籍を買い込み積読の山を作った。こちらは以前バズっていて興味があったので購入。まず「著者:彬子女王ってどういうこと?」と思い、皇室における「女王」を冠する人がどのような立場なのかから調べた。2024年現在の日本の女王殿下は3人だそうです。
本の内容は、プリンセスの手記と留学日記とが縦糸・横糸としてがっつり編まれており、コンテンツ強度の強さに感心した。
「日本では外出時に護衛同伴が必須だったので留学先で生まれてはじめて1人で外出した」といったロイヤルエピソードと、「留学先の課題が重すぎて図書館浸り」といった泥臭い留学あるあるとが並列して書かれている。面白っ。
後半の、美術選考の研究者として博物館や展覧会に関わったエピソードも濃厚で読み応えがある。強すぎる。
没落令嬢のためのレディ入門
翻訳物のヒストリカルロマンスを読んでみたくてどれにしようか悩み、一時期よく感想を見かけたなあと思い購入。ただ、自分のTLで見た気がしていたけどTL内検索してもヒットしなかった。どこで見たんだろう?とにかく会話が良かった。ハリーポッターを彷彿とさせるような、イギリスらしいウィットに富んだ会話劇が楽しい。
早々にアーチーに求婚されるまで行ったので、「あらすじを読む限り今後兄の方と恋に落ちるはずなのにどうするの?」と心配したが、アーチーが兄に求婚の許可を貰いに行った場面で「この弟は人は良いけど心底抜けてる。この分なら来月には求婚したことも忘れてそうだから大丈夫だね」と安心した。最終「助けてもらったけどもう怖いし結婚したくない! どうしよ!」と悩んでて笑った。
クライマックスのエピソードで、お互いがいないところでお互いのために良心に基づいて力を尽くすところがすごく良かった。倫理調整の上手さが最近の小説っぽい。カード賭博や最後の告白等、後に繋がる要素が前もって文中に貼られているところも丁寧。
メインテーマは殺人
無造作に購入したにもかかわらず『夜明けの花園』からイギリス関連本が続いており、じゃあ一気に読み切るか!ということで購入済みの山から英文学をチョイス。「作者本人を主役にした探偵もので、スピルバーグなど実在の人物も出る」と聞いて読んでみたかったお話。ストレートにきれいなミステリーで、お手本のようだった。本格ミステリ、所謂公平なミステリーってこういうものなのだろうなあというイメージ。イギリス発の翻訳物だけど『没落令嬢のレディ入門』とは違い淡々とした簡潔な文章で、それ含めてミステリっぽい。何となく赤川次郎とか森博嗣とかを彷彿とさせる。
この時代に敢えてレイシスト的思想のある人間を相棒に配置しているのが、テクニカルなやり方だし好き。ギョッとするけど強烈なフックになるし、「でも、人間実際そういうところあるよね?」という読者の隠れた心の動きを照らしている感じがする。コンプライアンス遵守から一歩進んでいる。上手い!
夏への扉
恩田陸『ブラザーサン・シスタームーン』でも言及されていることで(私の中で)お馴染みの古典SF。SFってあんまり読んだことがないので入門書として選んでみた。あと、夏ってタイトルについてるからには夏の話なんだろうと思い、夏の間に読みたいなと。主人公の性格がぶっ飛んでおり、序盤はやや置いてかれ気味だったけど中盤あたりから慣れてきた。本来優秀で魅力的な人なのだと思うが、主人公視点だとひたすらに行動原理が分からない変な人になるので、ある種信用できない語り手かもしれない。理系エンジニアだなあという感じ。
友人の子供(ガールスカウトに行く年齢の子)と将来的に結婚しようとしてるのは気持ち悪いと思ったが、時代性で差し引き。終盤、再度ジョンを信じるところでグッと来た。
1970年に書かれた2000年の近未来描写を2024年に読むって面白いね。刊行当時に読んだ人とはまったく違う印象なんだろうな。
以上です。
今後の課題としては、紙書籍を外で読むスタイルで読書をしているので文庫や軽い単行本しか読めておらず、重量のある単行本や科学書(?)系に手が出ないこと。地雷グリコとかScienceFictionsとか読みたいよー!
特に、知識を入れる系の本(これの明確なジャンルが分からない。科学書でいいの? 専門家が一般向けに出してるデータ系の本。たいてい分厚い)は何冊かに一冊は挟みたいのでどうにかしたい。
今の積読の山はこれで、もう年内は買い足さないと決めている。年内にこの山をだいたい読めたら良いな。





























