新たな自分でいっぱいにするよ

感想は自分のためのエンターテインメント

Ha det bra, Tokyo

4年半住んでいた東京を離れて地元福岡に戻りました。

元々「オリンピックまでには東京を離れたいな~」と言っていた(理由:オリンピックで人間の増えた東京にいるのが嫌だから)ものの、TOKYO2020が1年延期となったことでわたしの帰郷予定もなあなあになっていたのでした。
まあでもやっぱ戻るか!となり、諸々調整をし、結果開会には掠ってしまったけど何とか……終了前には帰れたし……セーフということでね、良くないでしょうか。良くないかもしれないけど、とにかく帰ってきました。

わたしが東京を離れたかった理由は「人間が多くて嫌だから」ですが、感染症の影響で乗車率が減ったことでこの1年くらいは東京の嫌なところがそんなになくなり、「何で東京を出るの?」と聞かれてちょっと困ったりしました。まあでもそのうち人間の数も戻るだろうし、そうなると多分嫌だーとなるのでこのタイミングでエイヤッと。東京の人間の数が3分の1くらいになったらちょうどいいんだけどね。

東京のよくないところは人間がたくさんいるところですが、良いところは映画館がたくさんあるところです。名画座が充実しており、評判のいい映画を見逃してもリカバリが効くところもGOOD。
特に松竹系(新宿ピカデリーとか)は一度鑑賞すると次回割引クーポンを必ずつけてくれるので、大変重宝いたしました。休日でも割引で映画が観られるありがたさよ。プラスで6回観たら1回無料にもなるので、東京に推し映画館がない人にはお勧めです。九州には熊本にしかないですが福岡にもできてくれないかな。
あとは電車料金が安いところも良かったです。

福岡に戻ってきてからは知らぬ間に心が東京に侵されていたことを自覚する機会が幾度もあり、地元の駅の裏側を見てあまりのアッサリ感につい「書き割り?」という感想が出てきたり、周囲の人間が話しているのを聞いて「オッ! 福岡弁喋ってる!」と思ったりしています。
そういえば1年間の留学から帰ってきた時の感想も「建物が小さい!」と「日本語が聞こえる!」だったので、これがわたしの本質の感想ってことなのかもしれません。浅い。

最後に、東京を離れる前に駆け込んだ都会スポットをご紹介します。

・高尾山


激晴れで気持ちよかった。
ロープウェイを使うなら街歩きくらいの格好でもいいけど、下から登るならリュックの方がいいです(当たり前体操)
わたしは舐めた服装で行ったので坂を上るとき肩紐が食い込んでちょっと痛かったです。


IHIステージアラウンド東京

一度は行きたかったステアラ!
刀ステの円環演出をステージアラウンドで観られて良かったな。
ちょうど『推しの子』もステアラの話をやっていた頃だったので、そのタイミングもまた良しでした。
ハコの感想↓



劇団四季(アラジン)
写真がなかった。
アラジンは一年前に初めて行ったのですが、ものすごく良かったので東京の舞台納めに選びました。
笑いあり冒険あり友情ありラブありで初めてのミュージカルに選ぶのもよさそう。
今だとアナ雪もいいですね。福岡に巡回来たら観たいです。


御殿場アウトレット


初御殿場。
「言うてBUYMAの方が安いのでは?」と思っていたけど御殿場の方が安いのも多々ありました。舐めててすみませんでした。(夏ボの時期だったのもあるかもしれないけど)
ご当地フラペ静岡も飲めて大満足。


・L'atelier à ma façon

芸術点の高さで群を抜いているラトリエアマファソンのおパフェ様を食べ納めしました。ピスタチオのクリームが美味。


・PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI

ドリンクセットで約5,000円という庶民には過ぎたる価格設定でビビり倒していたけど、ハチャメチャに満足感があり大変良かったです。美味しいし量もある。


・ザ グランラウンジ

一条ゆかり有閑倶楽部』1巻106ページ

念願のマキシムのナポレオンパイ!
こちらもケーキと紅茶のセットで2,500円というなかなかおハイソなお値段でしたが(さすが有閑倶楽部の御用達)、ケーキが想定よりふた回り大きかったし満足でした。


資生堂パーラー

資生堂パーラーは色んな友人と行ったなあ。フルーツが安定して美味しい。しばらく行かない間に電子整理券式になっていて便利でした◎

・ツッカベッカライ カヤヌマ

テーベッカライを実家のお土産にしました。予約受け取りも配送も店舗に行かないとできない、絶対に東京でしか買えないお菓子です。
3種のクッキーのうちではチョコレートが好みでした。


並べてみて思いましたが、わたしの人生の欲望は舞台とパフェ(甘いもの)に根差しているのかもしれません。
珍獣屋とエリックサウスマサラダイナーも行きたかったな。
一応定住するつもりで帰ってきましたが、自分が思いのほか都会に侵されていて「こんなド田舎にいられるか!」と思ったらまた東京に行くかもしれません。未来は無限大。